人工芝が開発された背景とその歴史
現代では一般家庭でも多くの方がご利用頂いている人工芝。その人工芝が開発された背景と歴史についてお伝えします。
世界初はアメリカ
世界で最初に使用されたのが、1960年代のアメリカ。世界初の屋根付き球場「アストロドーム」でした。この球場、当初は天然芝を採用したものの、芝生の緑を一年中保つのが困難で管理に非常に手間がかかることがネックとなり、代わりに人工芝が採用されました。
初期品は課題が多かった
その後は、日本メーカーからも商品が開発されましたが、競技中に選手が擦過症(ヤケド)を負ったり、クッション性が低いため足腰への負担が大きく故障の原因になるとも考えられたりと性能もイメージも良くないのが実情で、まだまだ製品としては課題が多く残っていました。
改良品・ロングパイルの登場
その後、下層部に砂や土を充填して透水性やクッション性を高めたものが開発され、広く使用される様になりました。芝丈を5~6cmまで長くした「ロングパイル人工芝」が開発されると、日本でも初めて2002年に東京ドームで採用されると「ハイテク人工芝」と呼ばれ、国内で広く使われるきっかけとなりました。そして、現在では大規模な球場や競技場だけでなく、多くの公園や学校でも導入されています。一般家庭向けでも、防草シートと併用しての雑草対策、お手入れ不要などの人工芝のメリットが高く評価され、特にここ数年でホームセンターなどでも販売される様になってからは急速に普及してきた印象があります。
一般家庭のお庭にも
非常に早い時期に「一般のご家庭にもこのメリットを」と、人工芝を広める活動を開始したのが、弊社が加盟している芝人(しばんちゅ)です。家庭向け人工芝を始めてすでに10年以上、全国の多くのお客様に採用頂いています。
年間を通してきれいなお庭が手軽に実現でき、防草シートと併用して雑草対策としても効果抜群。人工芝は競技場・スポーツ専用というのはもう昔のイメージです。これからは、雑草対策やメンテナンスフリーなどの人工芝のメリットに多くの方が気付いて、一般家庭のお庭のスタンダードになっていくと思います。
すごい人工芝は、プロの施工技術ながら、費用を抑えたサービスをご提供しています。雑草対策、お庭の管理でお悩みの方はぜひ一度ご相談下さい。